保護者から高校生の子どもに贈るアドバイス

充実した高校生活と大学受験との両立のために!

 高校受験を乗り越えたばかりの高校1年生に待っているのは、大学受験への準備です。多くの場合、高校1年生から大学受験対策に取り組まなければ、志望大学への入学が難しい現実があります。

その背景には大学受験の入試区分も複数あるため、志望大学や受験方法(入試区分)を早い時期に決め、1年生から着実に準備を進めていくことが志望校の合格に直結していくからです。

保護者の皆さんは、お子様には充実した高校生活を有意義に過ごしてもらい、その先に志望校の大学への道がつながっていることを何よりも願っていると思います。

お子さまにとって高校生活の3年間は、学問を学び、スポーツに夢中になり、大切な友人と出会い、青春を謳歌することが出来るとても大切な時間です。

そのためにも、大学受験を高校の指導に任せきりにするのではなく、保護者の方が、高校入学後の出来るだけ早い時期にお子様と進路について相談を始める必要があります。

社会人になった時に後悔しない高校生活を過ごすためには、本人が高校生活での目標をできるだけ具体的に持つことが何よりも大切となります。

高校生として「あれも、これも」ではなく、「あれか、これか」を選択して、目標を持ちながら高校生活を過ごすことで、慌てることなく大学進学を目指すことができるようになります。

保護者の方が、お子さまと大学受験等の進路について話し合う機会を持ち、親として、また、人生の先輩としてアドバイス(メッセージ)を贈る(伝える)ことはとても大切なことではないでしょうか。

【参考】

 2021年度の入試から入試区分は「一般入試・AO入試・推薦入試」「一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜」と名称が変わりました。

また、共通試験は「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に名称が変わり、「思考力・判断力・表現力」を重視するといった変更点があります。

 なお、大学入試改革の目玉であった「英語民間検定試験」と、「国語・数学の記述式問題」の導入は見送られました。

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